2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

旧字旧かな変換プログラム

1 旧字旧仮名が読み難いのはどうにかしてほしいといふ人はどうすればいいんだらうか、と思って検索。 はてなブックマーク > 再び踊る骨髄 - 旧字体旧かなを使う人々 コメントは色々。 「引用でもないのにWebで旧かなを見ると本当に苛々する」やうな神経質な…

表音化は構はない

上に「しょうがない」と書いたが、少なくともうっかりミスではない。「しやうがない」で「ショウガナイ」と「シヨウガナイ」と両方を表すのにはちょっと違和感がある。

仮名遣ちかみち

何のつもりでか忘れてしまったが、「仮名遣ちかみち」で検索して気になったこと。 山田忠雄の補記めあてで買つたのだけれど――16頁「さへぎる(遮)」にはアスタリスクがついてゐるのに対応する注が存しない――、その詳細な考証を見るにつけ、いよいよ歴史的仮名…

なぜか変換できない

私はその「プログラム」は使つてゐません、たゞ覺え間違つてしまつたのだと思ひます。いえ、その。単なる覚え違ひといふのは分りますが、普通に変換すると「おぼへる→覺へる」とはならず、「なぜか変換できない」といふことになるはずなので、どうして「覺へ…

旧字旧仮名ウマー

聞ゑる、覚へるの続き。 實際には行で活用してみるのも簡單な見分け方としてはいいのだけれど、ヤ行の体系を意識する方が、旧仮名の旨みを感じられると思ふ。 [ [文] ヤ下二 ]を説明文に含む検索結果[47件] - goo 辞書を参考に、「47件」の内には「打ち絶え…

皿鰻へび

今日の自画自賛 このペイントを作る際、最初は大雑把に「ダッジバイパーをビックバイパーと見立てて『沙羅曼蛇』の大蛇の絵を載せたら如何にもアメ車ぽくて格好いいよな」程度にしか思つてなかつた。以下。これはすごい。

井上通泰・萬葉集追考

うわづら文庫@ココログ 井上通泰・萬葉集追考・岩波書店 森銑三の本を通じて興味を持ってゐたのでメモ。

聞ゑる、覚へる

1 これは酷い。外來語の長音を棒引きではなくカナで表すのはともかく、トップからいきなり『聞こゑ』など。「巨人の星」伝説についてのコメント。で、検索してみた。 聞こゑ の検索結果 約 120 件 聞ゑ の検索結果 約 77 件 ありがちな表記だったといふこと…

言葉は汚いが心はきれい

新字新かなもどきを使う価値相対主義者として言う。野嵜さん、物を言いたいのなら自分のサイトで言ったらどうだ。他所のブログの特定の記事にコメントする形で「自分の主張」を繰り返しているのは「義」の書き込みと大差無い。自分の正義を主張するという点…

サイバーストーカー「義」 リンク元を「なんだ、こりゃ」とたどってみたら、作成者 日出づる國の一無名人だってさ。 今のところその活動は「騙り」に依る野嵜氏への「誹謗中傷」に止つてゐる樣だが。とか、 この頁を作成した目的は、最早病人と呼んでいい常…

ヘンジャウクヮ、ブッカンヂャウ

中學の數學教師が執拗に「引數」を「いんすう」と呼んでゐたのは良い思ひ出。(ちなみに「いんすう」と讀むこと自體はあながち誤りでもない。近點引數とか)バカな! 「引数」で「ひきすう」と読ませるなんて、日本語の感覚がどうかしてゐる。「ひきすう」なら…

言及御礼

■[言及御礼]id:twoinekoさんからのご指摘のコメント欄。前半あたり略す。 猫狼 『ちょっと火に油を注ぐかもしれないが、[略] 従って、旧仮名づかいなど、特殊な用語でブログなど広く一般に触れる媒体で文章を発表する場合、ギャル文字・2ch語頻出日記など…

返信御礼

はてな使ったら負けだと思っている■[言及御礼]id:twoinekoさんからのご指摘 些か弁明めいてしまいますが……僕は歴史的仮名遣いを使ってる人に対する敵愾心からこの記事を書いた訳ではなく、ただ単に、昔の表記に拘るのならこういう草の根的なところまで拘って…

スルーしないやうにしよう

泥沼日記 平成十九年六月二十日水曜日 2経由。 MORIYAMA Hiroshi's Diary - 2007-06-21 「しやう」と「しよう」 「どうしよう。どうしやうもない」など意味が似てゐる場合に間違ひやすい。「気をつけるやうにね」と「気をつけよう」なんかも紛らはしい。 つ…

代用表記

高島俊男先生が「正露丸方式」といふ面白い表現をしてゐたっけ。 代用表記に足りないものを「スルーしない月間」なんてのもいいが、残念ながら具体例を思ひつかない。

かすかな違和感

例によって正字・正假名使ひの爲のアンテナ経由で。 ちょっとした違和感 歴史的仮名遣いでブログを書いているひとは結構居て、まあ人それぞれだから別に良いとは思う*1んですが。 その様なページの中で「關數」という記述を発見したんですが、僕に云わせると…

ローマ字化論者(?)の謬見は巡る巡る(2)

ローマ字を巡る謬見4 きのふ書き忘れたこと。 それにしても、例の「国語改革」が行はれたことについてあの珍理論からはどのやうな説明ができると言ふのだらう。一般的に新かなの方が覚えやすいと言はれてゐるわけだが、その覚えやすい新かなへの転換で「擬似…

ローマ字化論者(?)の謬見は巡る巡る

いつものことだが正字・正假名使ひの爲のアンテナ経由。 ローマ字表記を巡る謬見1 タイトルを読んでてっきりローマ字論者の謬見だと思ったらなんとローマ字化を支持する論だった。 過剰な外来語の氾濫には寛容であっても、日本語の表記方法となると大いに事…

サルどもにつける薬(1)

正字・正假名使ひの爲のアンテナを漫読してゐたら、木村貴さんの地獄の箴言の喜六郎批判が目に留った。前からキ六浪(キは気違ひのキ)とかいふやつは変なことを書くバカだと思ってゐたが、それにしてもこれはひどい。詳しいことは木村さんが(バカでも分るやう…

闇黒日記のおまけ(ではない、逆か)が更新された件。 辛いから書かずにゐられないのだといふことは分るけども、このままなし崩しに闇黒日記が復活したらいいなどと虫のいいことを考へてしまふな。

やっぱりセミかな。