2004-01-01から1年間の記事一覧

ずいぶんさぼってしまったな。 前に書くつもりだったもの。 [メモ] 古本の『増補版 私の國語教室』*1(中公文庫)500円。 一冊持ってゐるのにうっかり*2買ってしまった。まあ、基本書なんだから、あと二冊ぐらゐあってもいいよな(?)。それにしても、なぜ文春文…

CDドライブの修理完了

ノートパソコン殿の御帰館。だけど、やや不調だ。がんばってくれ。

『プルターク英雄伝』河野与一 第一巻(岩波文庫)

ありがたいことに正字正かな。ほとんど知らない人の伝記だから、いまひとつ楽しめなかった。あとの巻は有名な人のだけ読まう。

カゴメの「ラビオ ビフィズス&アミノ酸」は味が薄い。

何日か前のテレビ番組表で「レバにらいため」とあるのを見かけた。「レバに〜」と誤読しかけた。あれこれ考へると、「レバニラ」と書くのに慣れてゐるからだらう。外来語でないものをむやみに片仮名にしない方針には賛成だけど、これだと「レバニラ」を「い…

敬称

上の話題の続きだが、確信の無いことなので別項にした。 最高の敬意をこめる場合でも「宮」に「殿下」はなじまないのではないだらうか(和語・漢語の問題)。いづれ何か本を読んで確認したい。阿川弘之なら正しい敬語を使ってゐさうだ。

http://d.hatena.ne.jp/ryokusai/20041116#p1 お答へありがたうございます。 まあ、私のコメントは主旨とは関係ない「横槍」だったわけですが。

上の文を書いてるうちに、よく分らずに使ってゐる言葉に気づいた。「Aは(が)Bに(で)満ちてゐる」といふ表現。今は調べるのが面倒なのでメモだけ。 それと表記のこと。上で呼び方のほうと、(特に考へもせず「自然に」)書き分けた。理由を考へてみると、「呼び…

http://d.hatena.ne.jp/ryokusai/20041115#p1 皇室関連の報道が幼児向けの絵本なみのイヤな「親愛の情」に満ちてゐるのは間違ひの無いことですが、「宮さま」といふ呼び方自体には特に問題が無いやうな気がします。以前、新村出の講演録(戦前の講演。『新村…

何日か前の買ひ物。 正宗敦夫校訂『新古今和歌集』 『日本語の現場 3』 どちらも百円。

古本屋で「東京情報コレクション (講談社現代新書)」と「世界文学大系69 論語 孟子 大学 中庸」とを買った。どちらも105円。

『金田一京助全集』全十五巻(三省堂)

(これも前に書いたもの。やはり面倒なのでそのまま) 構成 1 言語学 2〜4 国語学 5〜12 アイヌ 13 石川啄木 14・15 文芸 国語改革に関係のありさうなものを読んだ。今のところはアイヌや啄木には興味が無いのでパス。

『金田一京助全集』第一巻(三省堂 1992年)

(前に読んだもの。書きなほすつもりだったが面倒になったのでそのまま) 目次 1 言語学・言語一般 新言語学 言語学原論を読む 言語と民衆 民衆の言葉 四つを数えるまで 将来の言語活動 我感『音韻論』 言語及び言語学 禽獣のコトバと人間のコトバとの境 言霊…

横浜シウマイの「飯店餃子」まづい。「銘菜餃子」はまあまあか。

この前伊集院光 日曜日の秘密基地の企画草野球で大売出しで紹介されてゐた*1のは、クラウンの新人演歌歌手で高三とのことだからこの子だらうな。 神園 さやか オフィシャルホームページ *1:といふか、かはいさうなことに負けたので名前すら紹介されなかった

id:funaki_naoto:20041105経由で。 11/12(金)〜13(土) ラジオ深夜便こころの時代 文字の世界に遊ぶ 中国文学者・立命館大学名誉教授 白川静 ラジオ深夜便番組表 これは聴かねばならぬ。でも四時からといふのがちょっと……。

『のらくろ探検隊』田河水泡(講談社)

isbn:4061217402 小学生のころに買ったものを発見(発掘?)した。昭和十四年発行された本を昭和四十四年に復刊したもの。内容はアレなので触れないが、何とものんびりした雰囲気がいい。当時の表記の参考にもなる。今更ながら、やはり「国語改革」は不必要だっ…

もう何日か前のことだけども、白川靜先生が文化勲章か何かを受賞なさった。 おめでたうございます。 Yahoo二ュース - 社会 - 毎日新聞

タイトルによる困惑させられ

言葉の救はれ――蘄田恆存論 「救はれ」といふ表現、癖があってあまり賛成したくないなあ。こんな言葉を敢へて使ふのは何か深い意図があってのことなのだらうか。コヤアツ先生*1がコメントを寄せてゐた。議論に律儀な人だ。 *1:小谷野敦

ホソく 長ーく

どうやら正字正假名遣ひの爲のアンテナに捕捉だか捕獲だかされたやうです。あのアンテナは前から(勝手に)重宝に使はせて頂いてをりましたが、言及しなかったらどのくらゐで発見されるものなのか興味があったので敢へて言及せずにゐたわけです。 さっき登録さ…

萩野貞樹『歪められた日本神話』PHP新書

神話の「合理的解釈」を批判。(また今度書き直す)

井上司朗『証言・戦時文壇史 情報局文芸課長のつぶやき』

平野謙・中島健蔵・長与善郎が、戦争協力者だった過去を隠すためにどんな嘘をつき、他人に罪をなすりつけたか、貶められた当事者による検証。

雑誌『文学』岩波書店1962.01

タイトルがすりかえられた「かなづかい論」--福田恒存氏は橋本説を祖述していない なので期待を(といふより不安を)持って読んだが全くの期待はづれ。 福田が橋本説の引用・要約において不正確だ、といふ指摘はそのとほり。 それ以外は福田の論を曲解して非難…

高島俊男『寝言も本のはなし』(再読) つづき

「とびきりおもしろい日本人の伝記十冊」で紹介してゐる本 萩原延壽『馬場辰猪』(中公文庫) 佐藤清彦『奇人・小川定明の生涯』(朝日文庫) 足立巻一『虹滅記』(朝日文芸文庫) 横田順彌・會津信吾『快男児 押川春浪』(石田パンリサーチ出版局) 後藤茂『わが心…

高島俊男『寝言も本のはなし』(再読)

寝言も本のはなし作者: 高島俊男出版社/メーカー: 大和書房発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る第一章は読書法や読書体験。第二章が「独断書評三十傑」。第三章は支那関係の文。第四章は「わたしのフリカナ論」…

けふは太田行藏『国語教育の現状』がキター。 まだ前の本をことを読書メモにしてないのに……。

ゆうべの伊集院の番組。二週続けて任天堂DSのCMの話だ。今回は「なんだかんだ言っても面白いよね」といふ言葉は変だとのこと。なんて書くとまじめな話みたいだが、例の調子で、(悪口を言って)自分から「三百六十面楚歌」になっちまったとリスナーに助けを求…

コサキン

ゆうべは放送日が変って最初の放送だった。いつも通り楽しく聴いたが、いったいどうして放送時間が短くなってしまったんだらう*1。 早く元の二時間に戻ることを強く願ふよ。 http://www.tbs.co.jp/radio/kosakin/なんと、「コサキン」がキイワードに登録され…

注文しておいた本が キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!*1 この前の本を読み終らないうちに来ちゃったな。 本は山田孝雄・小島好治の『仮名遣ちかみち』だ。前の本は服部嘉香『仮名遣と送仮名』。 どっちも正かな関連。図書館で…

「('A`)ノシ」の「ノシ」が何なのか知らずにゐて、やっと手を振ってゐる絵だとわかった。 くだらないことだが、これも発見ではある罠。