読書

『私の国語教室』の再読、ぼちぼち読んでとっくに読み終ったのはいいが感想を丁寧に書かうと思ったせいで結局何も書いてない。「いいかげん」を方針にするのも妙だが、いいかげんに書かう。ともかく勢ひを殺さないやうにしよう。 「ここ引用したい」とだけ書いて引用…

講談社『人類の知的遺産』(リスト)

検索しても一覧が見つからないので検索したものをコピペしておく。

闇黒日記の三月二十三日 『私の國語教室』の件。よし読むぞ。再読しようしようと思ったままだったから。文章の密度が異常な迄に濃密なので注意、と。 まあ、しかし買ふのは見送りといふことで。 文春・中公(増補)・新潮(増補)を持ってるオレは勝ち組!とか適当。

諸君の高島氏連載、今回は中学教科書で向田邦子の文章の表記が改変されてゐるといふ話。 「中学生でも文字遣いの面白さをなんとなく感じ取れるはずだ」「原文を尊重しない態度を教へることになるぢゃないか」云々。

上代支那正樂考 の検索結果 前に『論語の新研究』か何かで題名を知ったが読まないままだった。ふと思ひついて検索したら東洋文庫に入ってゐたので驚いてしまった。

井上靖『孔子』

新潮社平成元年。初出は『新潮』昭和六十二年六月号〜平成元年五月号 全413ページ。全五章。各章が五つほどに分れてゐる。 歴史小説らしいのは一章と五章で「私」の生国(蔡)に関する部分程度で、他は講演会のやうな感じがするがどうなのだらう。「監事」や「司会者」や「…

井上靖の『孔子』

呉智英「信者」なので長いこと食はず嫌ひだったが、(全然期待せず)いちおう読んでみてゐる。やっぱり退屈。

「の女性」

井上靖『歴史の光と影』 p232に「相手が天智天皇の女性であるという見方」とある。 初出は小学館『人物日本の歴史1』昭和四十九年十一月とのこと。 「の女性」は「の女(恋人)」の機械的な(最近の)言ひ替へと思ってゐたので意外だった。

中江兆民の位置(飛鳥井雅道の退官記念講演) 小島祐馬に言及。 高田保「ブラリひようたん」 審査投票 英語 敬語

Yahoo!オークション-紙人形 柴田宵曲 限500部 署名入 草稿付 装丁:川上澄生 草稿の写真が見られる。本も正仮名なのかどうなのか。 宮崎駿レアワークス■チェスタトンの1984年 ついでにメモ。

Amazon.co.jp: こんな漢字を名前に使ってはいけない: なかやま うんすい: 本人名用漢字とかよりはよつぽどまともな漢字制限の主張。讀んだからつて偉くなれる訣もないし意味ないんだけど。暇な人はどうぞ。「姓名判断の方がましだよ」といふ皮肉なんだらうな、…

Yahoo!オークション-【論語 桑原武夫/著】 文庫版しか持ってないのでちょっと惹句をメモしておく。 自由な合理精神 中学時代、『論語』に道学臭のみをかぎとった著者が、半世紀後に再読して気づいたのは、人生の岐路で無意識に行なった選択のパターンが、孔子の教…

メモ。 今週の本棚:好きなもの=高島俊男 工具書、洗濯、温度計。

宇野哲人『論語新釈』

論語の例の件- 闇黒日記2.0 「例の件」って松原氏の件でしたっけ。 (原文のまゝ)といふのは「樂しみては便ち食を忘るるに至る」「己まず」のことでせうか。 どうなのかなあ。「両極」とあるからと言って、(著者が)「憤」は憤慨の意味だと言ってゐると読んでいいのかどうか。…

http://www.questia.com/library/book/the-origins-of-totalitarian-democracy-by-j-l-talmon.jsp 呉さんおすすめの『フランス革命と左翼全体主義の源流』、バカ高いので原文を読むしかないかなあ。ちょっと無理っぽいな。

武侠の日本

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r44254943 どうせ表記が改悪されてるんだらうなあ。 http://greengablez.net/diary/h2007#H200727-1 http://santarou98.hp.infoseek.co.jp/book/bukyounonippon/jyo.html ぬおっ、いい仕事。 気づいた点 目撃す…

パルロ舎【正漢字・歴史的かなづかひ】画本「才造どんとごろさく 買ひたいって程でもないな。 カンジなくてもいいの エロ本かと思った。トンデモ本かな。

合山究『論語解釈の疑問と解明』。 なかなかいい本。 「瑟を取りて歌ひ」の章の解釈など見事な説得力だ。「本当に病気なので断ったが、内弟子に教へるやうに言ひつけたので、(孔子ではなく)内弟子が瑟を弾いて聞かせた」といふ解釈。喪礼と琴瑟とは関係が深いことを礼…

買ひたいってほどでもないがメモ。 林武『国語の建設』 アーネスト・サトウ 川端康成推薦 絶版■平井 昌夫【風流国語教室】角川書店単行本■昭和36年初版 確か平井は「敵」だったな。 闇黒日記2.0 昨日買つたもの 『國語教育の現状』、國語問題協議會の復刻版の方は…

闇黒日記で『近代のジレンマ』の記事を読んだ直後に検索してみたら(日本の古本屋)二冊ほどあったのに、さっき見たらなくなってゐた。読者が買ったな。

http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm 文藝春秋に高島俊男。ちゃんと読んでないが旧暦の話。 毎日新聞書評欄で高島著『天下之記者』書評。 それと、小さく紹介(宣伝)されてゐる『やりなおしサイエンス講座』シリーズも気になる。

瀬戸川猛資解説の本

http://sgenji.jp/で知った本。 五時の稲妻(ハヤカワ・ミステリ文庫) 深夜の散歩(ハヤカワ文庫JA) 古本屋探偵の事件簿(創元推理文庫) 失われた世界 ロスト・ワールド(ハヤカワ文庫SF) 象牙の塔の殺人(創元推理文庫) 警察署長(ハヤカワ文庫) ウナギと山芋(中公…

オーウェル『動物農場』角川文庫

「本当に良い本だ。ただ結構難解なので、オーウェルが言わんとしていることの100%を理解してるとは到底いえないが、こういう本は手元に置いて度々読み返すものなのだから、長い時間を掛けて読みたいと思う。」とか理解不足を隠すための意味ありげな「感想」を恥…

退屈老人日記

この前『諸君』を立ち読みしたら「退屈老人日記」といふ連載があって、何と高島俊男先生が書いてゐた。「第三回」なのにそれまで気づかなかったとは迂闊。 まあこのごろ『諸君』は熱心に読んでないからな。

メモ。 ウラ・アオゾラブンコ 別館で福田氏の文章(の一部)も読める。 http://d.hatena.ne.jp/hstm/20070316#1174082822 福田恆存ってこういう文章も書くのか!俺が想像して拵えていた感じよりもずっとチャーミングだ。かういふ発見は楽しいだらうなあ。

古畑種基『法医学ノート』。 マルチーズは、殺人者に犬歯が大きいということを発見している。 本題と関係ないし、一見面白いだけのことだがちょっと面白い。

の氏の読書アンケート

基本的な事をきいてみよう 取りあへず答へる 聖書 同じ。旧約は未読。 論語 まあ「愛読書」と称していい程度には読んでるかな。 プラトンの對話篇 同じく数冊。ソクラテスには池田晶子の『帰ってきたソクラテス』の口調がよく合ってゐると思ふ。 パスカル 未読。 モ…

Web草思が「休刊」ださうで。高島先生復帰を待ってゐたらその前に消えてしまふとは。

福田評論集キry

ちやんと今月下旬に發賣されてゐた。文藝春秋の全集と同じく、精興社の印刷*1だ。裝釘は加藤光太郎。おお、出てたのか。茶化したりしてすみませんでした>誰か

あの評論集

はてなブックマーク > ついにあの評論集が刊行開始 - 東川端参丁目の備忘録 2007.11.25 福田恆存評論集間もなく出來(?) 「11月下旬」って何月だっけ。