2009-01-01から1年間の記事一覧

ヒッチコックマガジン特集索引 国語改革はエセ進歩主義である 澁澤龍彦など。 とみきち読書日記:2008年6月19日 (木)『文学鶴亀』 武藤康史 旧仮名遣いについては、武闘派といってもよいほどのパワーを文章に炸裂させています。とのこと。

http://www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp1097_1.html 下村湖人の『論語物語』、「校正中」ださうで。 あまりおすすめしたい代物ではないけども、「気持ち悪さを楽しむ」人ならばいいかも。 (例によって)うろ覚えだが、孔子に詰られて子路が・宰我が泣かされる等…

『吾輩は猫である』 パロディ 「我輩は孔子である―孔子の東京見物 贄田江東著(大正3年5月)明誠社」なんてのがある(笑)。 古典籍総合データベース 『論語徴』や『操觚字訣』もある。

幻の本格ミステリ、復活す! アレックス・アトキンスン『チャーリー退場』 瀬戸川猛資のこと。

「旧仮名はオレが発明した」

タイトルのやうな寓話を書かうと何度も思ひつつ未だに書いてない。書いてもどうせ面白くは書けないんだらうけど。 要するに「新仮名を改良すると旧仮名になる」といふことで、「彼」が自分の「発明した」仮名遣の良さを聞き手に吹聴して困惑させるといふ御話。「彼」は何…

闇黒日記平成二十一年八月二十一日 舊かなづかひロリコンイラストサイト:時代の斜めうしろ 近代日本語に弔いを(8)−国家と仮名遣い− - 白鳥のめがね (いつものことながら)面倒なので引用元には行かず、今のところ闇黒日記の方しか見てないけど。 日々の業務…

正漢字正かなづかひ(正統表記)の主張について 山田孝雄「文部省の假名遣改定案に反對す」 山田孝雄博士、50回忌 鐵山さんのサイトが消えてる。 残念だな。

柳瀬尚紀『翻訳困りっ話』河出文庫。 一部で旧字旧かな表記なのだが、p56に「談合しやうか」と間違へてゐる。 p92、 鴎外の「大発見」も面白いが、「金貨」という短篇がこれまた面白い。「近処の家で、雨戸をがらがらと繰り明ける音がして、続いて咳払の声がした」という最後…

持ってゐるのを思ひ出して高島先生の「幸田露伴と支那―『運命』と建文出亡傳説」(「文學界」2000年2月号)をまた読んだ。正仮名でいくらか正字もある。引用文はさすが(と言ふより当然)正字正かな。『しくじった皇帝たち』はまだ買ってないけど、どうだらうか、やはり新…

ぐぐってみると、筑摩『現代日本思想大系第12巻』の「ジャ―ナリズムの思想/鶴見俊輔編」に「呉淞日記(岸田吟香)」が入ってゐるやうで。

http://noz.hp.infoseek.co.jp/diary/takasakiseikana.html 過去の闇黒日記を漫読してゐたら見かけた。「かうしたらどうだらうか版」ださうで、親切だな。

なんだこりゃ(笑)。 オーガイおじさんの馬がいく―ぼくの東京ミステリー (PHP創作シリーズ)

平成12年4月 「國文法ちかみち」ですが、巻末に餘論として「表記法のはなし」とあり、云々。

『假名遣ちかみち』(『仮名遣ちかみち』)関連。 正假名遣ひ習得法 「假名遣ちかみち」に就いて(『「假名遣ちかみち」の覆刻刊行』が読める) http://www.jswork.jp/jsindex/jsbookview.asp?NO=0005(表紙画像) http://library.main.jp/index/jst03489.htm(目次…

「假名遣ちかみち」を「仮名遣ちかみち」でぐぐるとなかなか(全然か?)出て来ないのはどうなのかなあ。 「契冲」の御購入方法

近代デジタルライブラリーで、仮名遣習得法の本をあれこれ見た。まあやはり特に「発見」と感じるやうなことも無かったけど。「濁音仮名遣・清音仮名遣・音便仮名遣」と分類してゐるのが少し参考になるか、といふぐらゐ。 音訓かなつかい教科書 / 大森惟中 『仮名遣ちか…

docuneサービス終了のお知らせ 「Posted on 6月 21, 2009」。告知から終了までが短すぎないか。 kuzanさんのドキュメント一覧 山田孝雄など色々ダウンロードさせてもらった。「いいテキスト、鑑賞して、御礼を言ひました」。

あれこれメモ。 『論語町』 『論語徴』のパロディらしい。ひどいな。 再旬紀行附録(黙斎を語る会) 禽獣は知識ないと云説は尤なれとも、又、そふでもない。國でも村のわっはが棒を持て出ると犬がにげるが、をれが杖で出てはにげぬは、あれが方に了簡がある。 漢…

何かで検索してゐて見かけた。 『文検漢文科合格の秘訣』(笠松彬雄 著)

「アキテという他動詞」は変なのではないか、といふ疑問。 目がアクと言えば自動詞でこれは四段、目ヲアケルの意の目ヲアクは他動詞の下二段(だから、目ヲアケテとなる。)であり、この他動詞を四段にして目ヲアキテと活用させるのは、どうも無理な用法ではない…

福田氏を利用する喜六郎に騙されない爲に (いつものことながら)哀れ喜六郎。の氏に喜六郎さんくすと、見事にかはされてしまってゐる。 偉さうに「野嵜君、君の事だよ。」と言ったのを、「読みなさい、とは君に向けて言ったことだよ」と巧いこと曲解されちゃったよ。哀れ…

どれも「積ん読」?状態。operaのタブをいくつも開いたままなのも良くないのでリンクだけここにまとめて、タブは閉ぢてしまはう。

譯註先哲叢談 卷四 『洗心洞箚記』 『論語義疏』テキストデータ 黙斎を語る会 梅雨空文庫 豚の戰爭/過眼日録抄の文庫

英語版「批評家の手帖」福田恆存著 中村保男英譯 はじめに・Foreword 柳田國男の手稿序文

メモ。 文献に現れた述語形式と国語史の不整合性について 古本めぐりはやめられない:紀伊國屋書店BookWeb

遺書 與謝野晶子 「1914(大正3)年」に書かれたものださうで。あんな昔に既に「花樹(はなき)」や「瑞樹(みづき)」なんてお洒落な(?)名前があったのか。

×づくめ ○ずくめ

このことばについては、実はすでに明治時代に、正確な解釈が出ていたのである。明治二五年から二十六年にかけて刊行された山田美妙の『日本大辞書』(いまノーベル書房から影印本が出ています)にこうある。 近松、女楠、「鎧ヒノ透キ間透キ間、矢ずくめニ竦メラレ」。> …

『お言葉ですが』

http://d.hatena.ne.jp/funaki_naoto/20090517#p2で知った。 お言葉ですが… 別巻2 「あとがき」が切ないよ。 連合出版 高島俊男さんの本といふジャンルがあるのか。ちゃんとした待遇を受けてゐるのを見られてほんとに良かった。 お言葉ですが… 別巻1 高島俊男『…

どこで気になったのか忘れてしまったけど。 ?お気に召してくださった ×語らせしめる ○畢竟ずるに

闇黒日記 五月二十日。小松英雄『いろはうた』の件。 旧版は「中公文庫版」ではなくて新書なのでは。 旧版を読んだことあるはずだがさういふ問題点があったのを覚えてないな。読み流してしまったのか。我ながら情けない。ただ、「てふてふ」(だけ)を挙げて「旧仮名は問題…