持ってゐるのを思ひ出して高島先生の「幸田露伴支那―『運命』と建文出亡傳説」(「文學界」2000年2月号)をまた読んだ。正仮名でいくらか正字もある。引用文はさすが(と言ふより当然)正字正かな。『しくじった皇帝たち』はまだ買ってないけど、どうだらうか、やはり新仮名になってしまってゐるのかな。
それで『運命』をもう一度読んでみる気になった。『明史紀事本末』などと併せて読んでみよう。