電子テキスト

譯註先哲叢談 卷四 『洗心洞箚記』 『論語義疏』テキストデータ 黙斎を語る会 梅雨空文庫 豚の戰爭/過眼日録抄の文庫

英語版「批評家の手帖」福田恆存著 中村保男英譯 はじめに・Foreword 柳田國男の手稿序文

http://www.questia.com/library/book/the-origins-of-totalitarian-democracy-by-j-l-talmon.jsp 呉さんおすすめの『フランス革命と左翼全体主義の源流』、バカ高いので原文を読むしかないかなあ。ちょっと無理っぽいな。

ほぼ日刊イトイ新聞 -西遊記

毎日読む小説「西遊記」(邱永漢・著/藤城清治・影絵) あるのに気づかなかった。ドンと過去の傑作を 寄付してくれましたといふのがすごい。

岡田希雄「假名遣問題について」

例によって例のアンテナ経由。感謝。 岡田希雄「假名遣問題について」 いい仕事に感謝。 煮えきらぬ態度がむしろ特長かな。異論や疑問もあるが。 假名遣問題について 岡田希雄 の検索結果 九月にもう入力されてたのか。

『のらくろ探検隊』

なぜか「旧仮名は古語・文語にのみ使はれてゐた」と思ひ込んでゐる人が意外に多いらしいので、それが迷信である具体的な証拠として、『のらくろ探検隊』(昭和十四年に出たものの覆刻)の会話を引用しておく。 ブル聯隊長「まアそのくらゐの元氣でやつてくれゝば成功…

斎藤緑雨「ザマ見やがれと当人しるす」

抜萃。 緑雨の随筆を紹介した序に、その雑文をも一つ挙げて置きたい。博文舘の看板雑誌『太陽』では、創刊当時、諸家の寄稿の初めに、その人の小伝をも附することにしていたのであるが、その文を書けとの注文に代うるに、緑雨は次のような短文を以てした。お…

森鴎外『混沌』

網迫「質より量」(新館)のテキストをまるやるま君で変換し、校正。 「椋鳥主義」の話。 混沌 私は話をすることが非常に下手なので、話をしろと云はれると實に氣になつてならない。若しこれが前以て知れてゐたならば、今日などは來ないのかも知れない。併し…

斎藤緑雨『大いに笑ふ』

底本は『齋藤緑雨全集 巻一』。 大いに笑ふ [一浪士]久しく逢ざりける友の偶ま訪來りて我の太く病ほつれたるを嘲り兔角慰めくれんと種々[さま/\]の物語しける程に我も紛れて大いに笑ひけりあやしき事の多けれど思出る便[つて]にもと其次第書つらねて復た笑…

斎藤緑雨『小説八宗』『小説八宗に付て』

底本は『齋藤緑雨全集 巻一』。 小説八宗 [正直正太夫]時勢ハ變遷仕つる、節物ハ代謝仕つる、流行物の日を逐ふて廻しを取るハ今日只いま娑婆の約束なり見やれ改良熱より割て出たる際物の能く長持致せしハ餘り多く御座無いにあらずや、あらざるが唯一つ往生せ…

斎藤緑雨(短いもの)

底本は『齋藤緑雨全集 巻一』。 無黄道士の汽車百詠 [●○生]難有や無黄道士、道士は「俳諧言勝ち」主義を以てこの程よりの讀賣新聞に汽車百詠なるものをズラリ陳列し「口より出るに任せて吐き」たるを皆俳諧と名けられ我等如き淺墓なる觀念を有つ身にも大いに…