ヘンジャウクヮ、ブッカンヂャウ


中學の數學教師が執拗に「引數」を「いんすう」と呼んでゐたのは良い思ひ出。(ちなみに「いんすう」と讀むこと自體はあながち誤りでもない。近點引數とか)

バカな! 「引数」で「ひきすう」と読ませるなんて、日本語の感覚がどうかしてゐる。「ひきすう」なら「引き数」とする方がまともではないか。「いんすう」と読む方が言語感覚が正常なんだよ!
などと、自分が読めなかったものだから逆ギレ。でもほんとにさう思ふ。
タイトルは編上靴・物干場で、大西巨人神聖喜劇』にある無理やり音読み語。後者は作者の思ひつきで実際に使はれてはゐない。