目次

日本言語学のために
現代国語学思潮の素描
日本語とその研究との背景
国語と民族性との問題
国語問題と国語学
日本語の現状と術語
文法体系とその歴史性
共時態の時間的構造
「音韻」の概念は日本語に有用なりや
意味のはなし
「最善の音韻論的解釈は一つしかない」といふ作業仮説に対して
「こくご」とはいかなることばなりや
ソスュールへのいざない
圏外の精神フーゴ・シュハート
付録 意味について(英文)

どちらもざっと読んだだけ。

弟子による伝記。
鴎外など正仮名を擁護した人々に対する見方が正かな派と全く逆なのには驚き呆れた。
正かな派は抑圧的な権威主義者だと頭から決めつけてゐる。