目次

「ガ行のかな」
≪キ>イ≫のいすとうりあ(ものがたり)
上代和音の舌内撥音尾と唇内撥音尾
楊貴氏につき語学のたちばから
東大寺諷誦文稿の「コ」の仮字について
上代日本語の音節「シ」「チ」の母音
春鴬囀
在唐記の「本郷波字音」に関する解釈
ハワからハハへ
「オ段の開合」の混乱をめぐる一報告
室町時代末期における多行音の口蓋化について
古代人の笑ひごゑ
古代日本語の間投詞(講演録)
「許呂久」考
八咫烏はなんと鳴いたか
お馬ひんひん
すずめしうしう[ほか]

目次

古事記はよめるか―散文の部分における字訓およびいはゆる訓読の問題
誦習の背景
古典的文学作品に対する言語感覚の問題
埋もれた言語と埋もれた訓詁
柿本人麿訓詁異見―語の意味の歴史的再建の限界に対する反省として
憶良の貧窮問答のうたの訓ふたつ
万葉集第15番の歌「渡津海乃…清明己會」のよみについての私見
万葉集第525番の第二句「小石」の訓をめぐって―ないことをたてにとってのあげつらい
古今和歌集の注釈のために
死に関する日本語について
「つなぐ」考
ソソク>ソソグ
「さざれ」「いさご」「おひ(い)し」
懺悔考・女郎考
敬語「こしめす」について
理由を表はす接続助詞「さかいに」
かァごめかごめ
長夜十眠
月のごとくにいつくしき
孤例の処理〔ほか〕